寒さが厳しくなってきたこの時期は、市内にある多くの林が紅葉で彩られます。
今回は、冬を迎える「桜見本園」に足を運んでみました。
晩秋の冷たい風が吹く中、寒さに耐えながら整然と並ぶ桜の木々からは生命の息吹が感じられます。
池に写ったその姿にも、凛とした強い美しさがあり、厳しい冬を迎える樹木の覚悟が伝わってきます。
冬を待つ桜見本園
「桜見本園」の隣には「結城市健康の森」があります。
平地林・里山林に作られた静かな散歩道を歩いていくと、可愛らしい小鳥のさえずりが聞こえてきます。
里山の遊歩道
紅葉の散歩道
さらに整備された散歩道を奥に進み、立ち止まってみると、異国にいるような美しい景色になりました。道端では真っ赤に色付いた「カラスウリ」も出迎えてくれました。
整備された遊歩道
豊かな自然に囲まれた環境は、住んでいる人の思いによって、いかようにでも変わっていくものです。
手をかけながら丁寧に整備された自然環境は人に優しく穏やかで、彩りや安らぎを与えてくれます。
自然を慈しむ人の思いを、地域で大事に受け継いでいけたらと思います。