初夏に植えた「ベニアズマ」と「べにはるか」の苗は、夏の日差しを受けすくすくと成長し、子ども達が収穫してくれるのを今か今かと待っていました。
逆井町内会(こども会)で、さつまいもの収穫体験を開催したところ、大勢のご家族の方が参加して下さいました。
大雨で一週間延期となり心配していましたが、当日は、朝早くから町内の有志が助っ人に来てくれて、硬い地面をスコップで掘り起こし、お子さん達が自身の手で掘れるようにと、下準備をしてくれました。
お蔭で「うんとこしょ!どっこいしょ!」と、親御さんと力を合わせながら沢山のさつまいもを収穫することができました。
土地が肥えていたこともあり、巨大なさつまいもが多く「これじゃ、‘’おばけいも‘’だね」と、大笑いしながらの収穫体験となりました。
きれいに植えられたさつまいもの苗
夏の暑い日差しを受けて成長するさつまいも(7月)
収穫前の硬い地面の掘り起こし
大勢のご家族が参加
今年のネーミングは「おばけいも」
さつまいもは、ビタミンやミネラル類、食物繊維が豊富で保存もできますし、大事な秋の味覚です。
茨城県は全国2位のさつまいもの産地ですが、近年はアジア向けの輸出に力を入れています。
甘くて美味しい茨城のさつまいもは、タイ等で非常に人気があり、輸出額は着実に増加し、昨年度は茨城県の青果物全体で5億円を超えました。
今年度は、干しいもの製造工程で発生する未利用部分を加工し、飼料等のリサイクル資源として有効利用する取組など、食品ロスの削減に着目した事業等も検討されています。
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国内外で高く評価されている茨城の農産物を、地元の皆さんに体験を通して知ってもらうことができるのは、町内というコミュニテイーならではの強みです。
お子さん達にとっても親御さんにとっても、皆が誇れる地域であるように、こういった体験を今後も続けていけたらと思います。
※1 令和4(2022)年度茨城県農産物の輸出実績について
※2 令和5年度9月補正予算案 2023年8月24日 茨城県