実績・活動報告

2015年 9 月10日、台風18号による関東・東北豪雨では、茨城～宮城等で19河川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害が発生しました。結城市でも、鬼怒川と一河川の田川に挟まれた地域で甚大な被害を受けました。その後、皆さまの声を受けて、田川改修期成同盟会とともに鬼怒川・田川の改修促進を国土交通大臣へ陳情し、約６０億円の予算を獲得しました。
鬼怒川下流地域では、緊急対策プロジェクト事業が進められ、現在、田川の堤防整備と併せて、結城市久保田地区に水門を整備しています。
田川は、鬼怒川の水位が上昇した際に鬼怒川の水が田川に逆流し氾濫を起こしていました。水門は、鬼怒川にかかる栄橋上流の田川に建設。田川への逆流を防止し、水害を未然に防ぐ目的で、令和3年度から6年度にかけ、事業を行っています。今年度は鬼怒川合流点から旧国道50号に至るまでの区間で、築堤や河川の堀削などを行って、令和6年度完成を目指しています。
これからも、県の活動ひとつひとつに全力で取り組み、県と市の強靭なパイプ作りを進めてまいります。